スマイルプリキュア ー Web漫画 第13話「修学旅行!みゆき、京都でどん底ハッピー!?」
2012年 04月 30日
番組前に描いたので、かなり極端です。
あたってたかな?(ぉ
明日は、レインボーフレーバーのD15でWebの漫画をまとめた本を売ります。書き下ろしとかありませんが、紙ベースのものが欲しい方、よろしくお願いいたします。
ほとんど、寄付に近いですけど…よろしくです。
<番組感想>
みゆき、悲惨過ぎw
お菓子は食べられるわ、池には落ちるわ、先生にお茶をかけちゃうわ…
神回でしたね。
Web漫画で枕投げを予想していましたが、枕をぶつけられて、れいかさんが反撃してやる気になるというパターンでしたね。外れたw
なお姉さんの総受けシーンはありませんでしたねぇ〜
かわりに、みゆきの好きなひと発言!?
いろいろ、学校の男子をあげていましたが、結局ピーターパンというオチ…。フルフルン涙…。
薄い本には、ピータパンxみゆき本が出るに違いない(でないって?
戦闘中に、巻き添えばかりくうハッピー。そして、パクトを落として、川の中を詮索。
結果的には、パクトがみゆきの心に反応して光り輝き、事なきをえます。
そこで、かっこよかったのが、サニーですね。
みんな、みゆきのドジを笑って、笑うかどに福来るで、締めとなりました。
ほんと、いいキャラのコンビですね〜。
ここまで、みゆきをひどい目に遭わせるなんて、東映さんもやりますね〜。
ほんと、神回でした。
<小説>
RGBコンビ 〜自己紹介編〜
内股、手は膝の上、まっすぐな背筋。誰?と思うようななおがそこにいた。
「校舎を案内するためにあかねさんに声をかけなければならないのですけれど…」
ほほに手をあて困っているのは、れいか。あかねの周りには人だかりができている。転校生の洗礼を浴びている最中だ。本来なら、なおが落ち着けるであろう人だかり。だが、あえてそれをしないのは、あかねが一人漫才を続けているからだ。1つの質問に回答しては、オチをつけて笑いを取る。そのようなハイテンションな空間にれいかが加われるはずもなく、なおもそわそわしているだけだ。
「なお、もらわれた猫のようですよ…」
「え?なに?どういうこと?」
「はぁ…、あかねさんとお近づきになりたいのであれば、なおの本質を理解しいただくのが一番の道。変に取り繕う必要はありません。」
疑問符が浮かぶなおに、れいかは、ため息を一つついて続ける。
「なおの人柄を好きにならない人間などおりません。普通に話しかければいいのです」
「なっ、なにを言って…そんなことはないと思うけど…」
おそらく、「好き」という単語に無意識に反応してしまったのであろう。一歩引いて驚くなお。
「わたしは、なおを悪く言う人間にあったことがありません。なおは、誰かにやっかまれた経験はありますか?」
「ないよ」
この答えにはきょとんとした顔で即答する。「そんな人いるの?」という反応だ。おおよそ、人の悪意に縁のない人間の答えである。劣等感とは縁遠い人間の答えである。れかは、その答えを快く受け止める。劣等感という点で、れいかには真似のできない答えであるから、つい笑みが漏れる。れかには兄がいる。そして、その兄に対して常に劣等感を感じていきてきた。そのため、なおのようにはなれない。人の好意を素直に受け止めるだけの心根がない。どこか遠慮がちになってしまう。
「ならば、あかねさんのところへ行きましょう。校舎の案内も頼まれていますし」
「そうだね。行こうか。漫才が終わるのを待ってたら夜になっちゃうよ」
誘いを素直に受け止めるなお。れいかは、この素直さがうらやましいと思う。なおにすら劣等感を抱く時には虫を見つけて「あっ」と指を指せばいい。なおは、決まって、れいかの後ろに隠れて抱きついてくる。それだけで、れいかの気は晴れる。れいかのちょっとした意地悪なのだが…幼い時から行為なので、なおはれいかが虫から自分を守ってくれていると勘違いしている。
「日野さん」
「あかねでええって、二人、なんていうん?」
「緑川なお、なおでいいよ」
「委員長の青木れいかです。れいかでいいわ。あかねさん、校舎を案内するように頼まれているのだけれど、よろしいかしら?」
「おっ、えらいすんません。やっかいになるで〜」
「いいって。とは言っても、部活までだけど」
「私は、一通り回るまでお付きあいします」
なおはエースストライカーで、1年からレギュラーなんだよと、なおの追っかけの子が説明をする。れいかの生徒会の役職については触れてくれない。「青木さんも生徒会、副会長なんだぜ」と太った男子が言う。さっき話したばかりなのに馴れ馴れしい…とは、誰も思わないあたりが、あかねの魅力の一つなのだろう。
「あかねは部活どうするの?サッカー部なら歓迎するけど」
「勧誘!?」と周りの全員が殺気立つ。その手があったとばかりに、わっと、あかねを勧誘し始める生徒たち。運動の腕も、料理の腕も、勉強も何も分からないのに、勧誘する。要は、あかねと皆一緒にいたいのだ。
「そんな、いっぺに言われても、聖徳太子やないんやから。うちは、バレー部に入んねん」
目を輝かせて聞いているなお。「なお、あなた、勧誘に失敗したのよ?」と思わず聞いてしまいたくなる表情に、れいかは疑念を抱いていた。
「当然、エースアタッカーを目指しているんだよね!」
「あたりまえや!今はまだ、レギュラーにすらなっておれへんけど、日々精進やで!」
「うんん、あかねなら、きっとなれるよ」
れいは、初めて理解した。
『あぁ…、なおが求めていたのは、同じサッカーのライバルではなく、道は違えど励まし合えるトップランナーだったのですね…』
決して遅れをとっているわけではない、弓道部のれいか。だが、あかねがなおと肩を並べて前を走るのに対して、れかいはなおの斜め後ろについて行くタイプだ。
『なおを独りにしてしまっていたのは、私…なのかもしれません…』
なおがいつの間にかあかねの肩に手を置いて話しているのに気がついている人間はいなかった。
<関連グッズ>
ん、これはなんでしょう?
きゃらスリーブコレクション スマイルプリキュア! キュアサニー (No.088)
ビューティさん、まじビューティ!
きゃらスリーブコレクション スマイルプリキュア! キュアビューティ (No.091)
もはや、何も言うまい…。
きゃらスリーブコレクション スマイルプリキュア! キュアマーチ (No.090)
DVDは6月22日。まだ、先ですね。予約可能です。
スマイルプリキュア! DVD Vol.1